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  • 奥野涼

「おやすみ」セルフライナーノーツ






性格上なのか、なんなのかわかりませんが、僕はあまり女友達がいません。



男女の間に友情は?

と言う質問には、

「あるっちゃあるし、ないっちゃない。」

と、すごく卑怯な答えを出すわたくし。



要するに

「人による」って話ね。



男女間に友情はない。

と思う理由は、異性だとかそういう問題ではなくて。

「僕の経験上」2人でご飯を食べたりするのが、すごく疲れるんすよね。



理由はたくさんありますが、気を使ってしまい、大体楽しくないんです。



恋人や好きな人ならまた別なんですが。

基本的にやっぱり苦手です。




そんな僕でも、中高の女友達がいましてですね。

大体、僕の友達の元彼女で、よく相談に乗ってたから仲良くなったパターンなんですが。




そんな一人の女友達と、結構前に飲んだ時にね、その子がプンスカプンスカしてまして。



「おいおい、落ち着けポテドヘッド。」

と。

トイストーリーのスウィンキーばりに落ち着かそうと話を聞いたところ。



「長年付き合ってる彼がどう思ってるのかわからない。」


との事でした。





その話を僕は

「早く漬物盛り合わせこないかなー。」

と思いながら、うんうんと話を聞いてましてね。



「ねぇ!男側の意見としてどうなの?!」


と言われまして、絶対的に世間とずれてる俺の意見が、男性代表として受け取られちゃ困ると思い、すかさず



「多分、タイミング伺ってるんちゃう?知らんけど(スーパー小声で。)」



と言うておきました。

男性の皆さん、これでおけですよね?

安パイですよね??



これは単に、俺が人の相談よりも漬物盛り合わせに恋をしているという話ではなくてね。



むちゃくちゃ極論を言うと、知らないんすよ。

その彼氏も、二人の馴れ初めも関係も。



ただ、とても仲のいい好きな友達なので、俺は

「このスタンスで聞くけどそれでよかったら吐けば?」

と言う感じだったんですね。



それで

「別れろ!」とも「プロポーズしろ!」とも言えないじゃないすか。



もちろん向こうも僕の性格をわかってくれているので、この討論は成立してるんですが。




一通り話を聞いた後、どうやらスッキリした友達が締めの茶漬けを食べてる時に、僕はふと思ったことがありまして。




「あ、この話、曲にしよ。」



と思いました。

うーん、ソングライターだ。



でね、友達に、

「ここは俺が奢るからさ、曲にしてもいいかな?今の話。」

と持ちかけたところ、全力で承諾してくれましてね。



むしろ作ってくれと。

世の中にいる同じ境遇の人達に向けて歌ってくれと。




あざーーーす!!!!




という感じで作りました。




もちろん、その子の話をベースにしながら、自分のイメージの描写も入れてね。



結果的に、とても日常的で素敵な曲になったと思います。




結婚する幸せも、しない幸せもあるだろうし、俺は偉そうな事を言うつもりもないけど。



あなたが今隣にいる人と「まだ」いたいなら、居れば良いだけの話かと。




よく

「この人とは未来が見えないわ!」

なんて話を聞きますが、未来を見ようとする暇もないくらい、今を愛せる人じゃないからそうなるんですよ。多分。



むちゃくちゃ個人的ですが、恋愛相談をペラペラする人はすごく嫌いです。



愚痴ったところで何も変わらないよ。



ちゃんと関係を築いた人に、するべき相談だけすればいいのに。




あと、もっと嫌いなのは、やたらと聞いてきたり詮索してくるバカね。



てめーは一体誰なんだって話です。




恋は二人でひっそりと。

日常を愛せる人が、あなたに出来ますよう。



そんな曲ですか

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