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珍しく、深夜に新曲の歌詞でも

執筆者の写真: 奥野涼奥野涼

伝えたい事があったんだ

話したい事があったんだ

応えたい事があったんだ

これらはどこに捨てればいい?


見せたい景色があったんだ

食べさせたいものがあったんだ

過ごしたい場所があったんだ

これらは誰にあげればいい?


その目が、その耳が、その口が、その鼻が

その髪が、その声が、その首が

その胸が、その手が、その足が、その温度が

思い出せなくなっていく


泳いでも、泳いでも

たどり着けないのならば

思い出をほっといて

もう歩く他に術はない


おはようが、おやすみが、好きだよが、うれしいが、会いたいが、着いたよが

消えていくけど

ごめんねが、さよならが、会えないが、

この胸を抉りまた蘇る


解いても、解いても

ゼロにはならないのならば

思い出をほっといて

もう歩く他に術はない



 
 
 

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