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  • 奥野涼

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ここのところ、曲の作り方を変えてみている。

ギターやピアノコードの上に、メロディを乗せる作曲方法から、ベッドの上だったり、トイレだったり、散歩中だったり、出てくるメロディに対してギターを当てていく作業に変えてみた。




たまに、とてつもなく迷子になる事もあるが、実に新鮮で、自由なメロディを量産出来ている。




同じことを続けると、それは

「習慣」になり、やがて

「飽き」になる。



だから、なるべく飽きる前に、習慣やリズムを変えてみる。

思えば、ずーっと、何年もこうやってきた気がする。




そしてまた、メロディ先行に飽きてくる頃に、ギターを弾く。




少ない武器で戦うのだから、順番を変えて、自ら新鮮と脳に嘘をつく事は、とても大切だと思った。










いつからだろうか。



一人が好きになったのは。




バンドという居場所に守られながらも、そこに甘んじてる自分がとても嫌だった。




だから、自らメンバーと距離を取り、一人でいる時間が増えた。





誰かといる時間は、何かを共有したり、寂しさを紛らわしたり。

そんな風にして、いつしか、人は、互いに都合よく利用し合ってる生き物だと仮説を立てた。




反面教師。




やたらと誰かを、勝手に悪者に配役していた時期がある。





そのおかげで手にしたものがたくさんある。




人には向き不向きがあるし、全てに答えはないのだが、僕はこの10年を振り返り、なんとなく正解に近付いてる道を歩いて来た気がする。




もっともっと自由に。

わがままに。




いい音楽を作りたい衝動は、17歳から一向に衰えない。




もっと自分を納得できる音楽を作って、自分を唸らせたい。




そこで初めて、音楽との距離を取れる気がする。

最高の音楽を追い求めていながら、同時に悔いなく音楽をやめる事を望んでいる自分が確かにいる。




まだまだかかりそうすね。

芸術っておもしれー。


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