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  • 奥野涼


【会員限定】

どうも。

ヴァイタライザーの皆さんこんにちは。

奥野涼っぽい人です。


この度はわたくしのファンクラブ

「VITALIZE」

にご入会いただきまして、誠にありがとうございます。


実際、マンモスうれピーです。


特に普段、もう言葉を選んで良い子ちゃんを演じてるわけではないので、ツイッターもブログもMCも本音で発信してはいるのですが、このブログは更に本音爆発でいこうと思います。



とはいいつつ、無料で読めるブログとの差別化をどういう風にしていくか。

これがまだ明確になってません。笑


まぁその辺はやりながら見つけていこうかしら。

よろしくお願い申し上げます。



早速ですが、普段のブログでは書けない良い話でもしようかな。



いざ!!







遠い昔の話。

7年くらい前かな?

もっとか?


22.23歳くらいかな。

その時に出会った、俺がバンド時代唯一、心から尊敬する人の話を。




初めて、ちゃんと出会ったのは愛知県豊橋のライブハウスだった。



その少し前に渋谷で対バンをしてたのだが、次の日がお互いライブですぐに移動だった為全然話が出来なかったが、かなり衝撃を受けたので、脳内でずっと考えていた。

メンバーにも力説をして、いつかまた対バンしたいねと話した。



で、そこから何ヶ月か経って、僕らのツアーの豊橋で再び対バンってなった時に、改めてリハを見て、完全に心を掴まれた俺。


「なんじゃこのひと!!やっぱりえぐすぎる!!神の化身か!!」


っていうたもんね。

ちっさい声で。



当時はメジャーデビュー前で、完全に人間不振の時代。


元々の人嫌いもあって、こん時はもう誰とも話しをしてなかった。

メンバーでさえも。



でも、そんな俺が

「ここでがっつかないと後悔する!」

と思い、勇気を出して話しをしにいったのだ。



その時、彼はとても嬉しそうに僕の話を聞いてくれた。


色んな共通点も見つかり、ライブが終わる頃には、二人で打ち上げを抜け出し、飯を食いに行く仲になっていた。(すごいスピードだ。。。)



近くの飯屋に行った。


今思い出した。そう。すき家だ。笑




でね、その先輩のバンド。

むちゃくちゃその日もいいライブで、かっこよかったのさ。

最高にかっこよかった。



でも実際、俺らの方が客も多くて、なんとも言えない気持ちではあった。



絶対にあの人らの方がええのにって思ったし、確実に売れると思った。



すき家に入り、話を聞くと、彼らは

「このツアーが終わったら解散しよう。」

って気持ちで回っていたらしい。



「ちょっと!ちょっとちょっと!!!」

と僕は全力で止めたのだが、もう色んな事が限界だったみたいだ。



いい音楽をやってる自信はあるのに、それに時代が付いてこなくて、上京してきたけど、もうメンバー関係も良くなくて、金もなくて。



それを聞くと、もう止める事は出来なかった。



ただひたすらに悲しかったけど、自分達も他人事ではない。

これが音楽の世界なんだなと思った。




でもやっぱり、売れてほしいなって思った。




「まぁ最後まで楽しむよ。」

と彼は笑い、僕もそれ以上話せず、一緒に牛丼を食べた。



俺は大盛り。彼は並盛り。



で、お会計の時。

1300円くらいだったかな?


僕はもちろん割り勘で払おうとしたのだが、彼は

「いやいいよ。先輩が出すんだよ、こういうのは。バイトめっちゃしてるから金はあるんだよ。笑」

と言い、支払いをしてくれた。



の、だが。


僕は見てしまった。







彼の財布にはお札が一枚も入っていなかった。









1300円ちょっとのお会計を、彼は全て小銭で済ませたのだ。

ところどころ10円、50円を混ぜながら。





いや、お金ないですやん。





バイトしまくってるわけないですやん。





そんな人があんなええライブ出来るわけないですやん。





とは言えずに、僕はひたすらに彼の心意気に感動したのだ。


「ごちそうさまでした!」

と言うと


「お金下ろしてなかったよー。危なかったわ。笑」



と、嘘をついた。




先輩とは、こうあるべきなんだなと。



どんだけ金がなくても、カッコつける事が先輩なんだなと。



その日、僕は、数時間前に見た最高のライブを忘れ、もっともっと大切な事を勉強したのだった。



一生この人について行きたい。


そう思い、すき家を出た後も、ひたっすらに説得した。



「お願いやからもうちょいやってください。絶対売れるから!!たのんます!!」


それを笑いながら

「うるせーよ。」と彼は聞いていた。



あの時、どれくらい僕の思いは届いたのだろうか。



それから、彼らはツアーを終え、何かキッカケを掴んだのか、詳しい事は分からないが、解散せずに活動を続けてくれた。



もちろん、僕の説得が効いたわけではない。



きっと、時代がやっと彼らの素晴らしさに気づいたのだ。




数年が経ち、彼らは大成功を収めた。



今尚、第一線で走り続けている。



色んな知り合いや、仲間が成功を収めているが、僕は彼らが成功した事が何よりも嬉しい。


今はまだ、合わせる顔がなくて会えないけど、俺がもっともっと頑張って、何かを掴んだ時は、一番に報告しようと思う。



パイセン、俺も頑張るよ。


いつかこのすき家の話を、笑いながら出来るように。

待っててくださいね。



この話の続きはまたいつか。


今日はこの辺で。

バーイ。


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